トップメッセージ株式会社白石中央研究所
炭酸カルシウムの新たな価値の創造に挑戦し続けます
株式会社白石中央研究所は、白石工業株式会社の研究開発機能を独立させて1972年に設立しました。炭酸カルシウムを中心とした研究開発に取り組み、現在では白石グループ全体の研究開発を担っています。
当社が取り扱う炭酸カルシウムの原料は、日本が保有する数少ない鉱物資源である石灰石です。この素材は、あまり知られていないかもしれませんが、紙・ゴム・プラスチック・接着剤・インキ・塗料・食品など、私たちの生活を支える多くの製品に、充填剤や添加剤として広く使用されています。
当社は、こうした用途に応じて炭酸カルシウムにさまざまな機能を持たせるため、粒子の大きさや形状の制御、表面処理などの技術を駆使し、最適な材料設計を行っています。単なる素材の供給にとどまらず、お客様の製品開発を支えるパートナーとして、幅広い技術サポートも実施しています。
また、白石工業株式会社の各種炭酸カルシウム製品だけでなく、化学品専門商社である白石カルシウム株式会社が取り扱う多様な商材についても、より使いやすくするための技術サービスを提供し、品質に関する課題が発生した際には、長年培った分析技術と応用技術を駆使して、お客様と共に課題解決に取り組んで参ります。
加えて、グローバル化が進む中、国内外の企業や大学・研究機関との技術交流や共同研究も積極的に取り組み、イノベーションの創出と製品開発を推進し、「技術」を「価値」としてお客様に提供し続けることを目指しています。
白石グループでは、持てる技術・手法を駆使し、最高の品質・サービスを提供することを使命としています。そして、私たち株式会社白石中央研究所は、その研究開発機関としての責任を果たし、今後も持続可能で豊かな社会の実現に貢献していく所存です。
株式会社白石中央研究所
取締役所長 萱野 善貞